Drupal と Xoops

わたしはXoopsでサイトを7つほど運営している。このサイト、www.sakimura.org もその一つだ。しかし、こころからXoopsが好きというわけではない。好きでないところをあげると次のようになる。

(1) Layout を table でやっていて、デザインが洗練されない。
(2) Smarty を使っている。
(3) 処理が重い (やはり私が運営している go相談.com でも
  使うことを考えたが、パフォーマンスの点であきらめた。)
(4) コードが複雑:もっと簡単にしようよ…。
(5) 認証系が独立していない。

Drupal では、少なくとも(1)と(5)は解決されている。しかも、もうじきXRIベースの認証も現れる。今日、わけも無くとてもブルーなのは、その辺に理由があるかもしれない。XRIの推進母体であるXDIORGの副理事長としては、Drupal に行かなきゃ行けないでしょう。なのに、自分のサイトはXoopsだ。移行するのは気が重い。Xoopsで知り合った人々にも顔向けが出来ない。あぁぁぁぁ。

はやいとこ、Xoops も身奇麗になってもらえないものだろうか。


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「Drupal と Xoops」への0件のフィードバック

  1. こんにちは。
    Drupalのコードはクリーンで快適です。
    投稿した記事はさまざまな側面から自動的にRSS,ATOMで出力されます。
    過去は忘れて早くDrupalに行きましょう。

    Xoops -> Drupal移行推進委員会

  2. Drupal は日本のサポートをもっとしっかりしないとどうにもならないと思います。Xoopsはその点かなり良いです。結局、最後にモノを言うのは、サポート力ですし、そのコアに対してどれだけ日本側が発言権を持てるかというところにかかってきてます。Xoopsは Onokazu さん一派がまた独自に動き出すようなので、その点は期待できます。Drupal はどうなのでしょうか?

    クリーンなだけだったら、Zope の方が良いなぁ。

  3. たしかに、一般ユーザーがちょっとした用途で使用する事を考えるとWebで検索した時にじゃんじゃん情報が出てくるXOOPSに分があるのは間違いないですね。
    ただDrupalは、独立した認証機能、ロール別の権限設定、自由に入力フィールドを定義出来る機能など、
    イントラネットで利用頻度の高い機能を標準で備えているので、企業内での使用用途に活路を見出せるのではないかと思います。
    (そういうとZopeの方がいいなぁと言われそうですね。まぁそうですけど。でもPythonだし・・)
    参考
    Yahooの社員が社内ツールとしてDrupalを利用

  4. 英語だと、Drupal はある意味理想的だと思います。私のかかわっている OpneXRI.org のサイトも Drupal で構築しました。Yahoo だけでなく、Linux Journal も Drupal です。

    しか〜し!日本語がダメダメなのですよ。英語などの欧米言語と日本語は語族が違うから順番も違うしするので、単にストリングの置き換えでは日本語にならない。したがって、語順変換まで含めたトランスレーションが必要になります。このあたり、Zope は結構やってます。Xoops はぐにゅぐにゅなので、このあたりは何でもあり…というか、もともと日本発ですからね。日本語はしっかりしています。

    そのほかにも、いろいろ「ローカリゼーション」が必要なところが多々あります。UTF-8 だから大丈夫なんていうのは幻想なのです。ちゃんと技術力のあるチームを日本に作って、Drupal のローカリゼーションをやってゆかないと、日本語で「使える」ようにはなかなかならないと思います。残念ながら現状のDruapl を見ていると、そのようなチームが編成される気配も無いので、そこが私にとってのDrupal採用の最大のネックになっているのです。

    一方で、元記事を書いた状況からXoops Japan 側はだいぶ変化してきて、セキュリティ面の対応他もぐんぐんされそうな雰囲気になってきました。これを「サポート力」と呼んでいるのです。

  5. 確かに、日本語ダメダメと言われると反論の余地はないですね。日本語開発チームを組むなんて事も現状では望み薄。
    しかし、だからといってこんなに便利なものを捨てて置くのももったいない。
    まずは個人のブログツールや、イントラネットの情報共有ツールとして地道にユーザーを増やしていくしかないのかなぁ。

  6. これねぇ、向こうの開発のコアの人たちとまずは仲良くならないとだめなんですよね。で、コアチームに日本人が入らないと…。

    徐々にやってゆくしかないでしょうね。

    Xoops だって、ここまで来るのに何年もかかっているのですし。

  7. コメントを読ませて頂きました。
    反論のしようはないですね。

    まだまだ、日本でのdrupalサイトは少ないですし、サポートも、開発者もいないのが現状です。

    だから、みなさんのお力をお借りしたいと思ってます。

    一応、メーリングリスト、CVS、プロジェクト管理、フォーラムなど、drupal.orgと同等の機能は用意してあるのですが利用されていないのが現状です。

    サイトの運営方法に問題があるのでしょうか?

    とにかく、スローペースかも知れませんが、drupalの日本語環境をもっと良くしたいと考えてますので、今後とも宜しくお願いします。

  8. 初めまして。幾つかのCMSを評価し、結果最近Drupalを使い始めた者です。Drupalの作りの良さやメジャーなプラットフォームで稼動できること等に将来性を感じ、少し日本語環境整備をやろうと画策中です。

    Drupalの日本語環境がダメである、とのご意見。様々なCMSサイト運営経験をお持ちのようですし、おそらく私以上にDrupalの日本語環境での弱みを、実践的な立場でご存知のように思えました。そこで、Drupal日本語環境の、どのようなところが改善されると良いと思われるか、ぜひ教えていただけないでしょうか?

    —–
    なお、ご参考までに、私の知る範囲で、懸念されていることがDrupalで現在どうなっているかを以下にまとめます。

    > (2) Smarty を使っている。

    Drupalはテンプレートエンジンを差し替えられる構造になっており、今後はPHPTemplateというテンプレートエンジンがDrupalコアにとっての主流になって行きそうです(ちなみにsmartyも選択可能です)。PHPTemplateはその名の通り、スクリプト部分はPHPを生で書く形式のエンジンで、デザイナの人にはどうなのかな…?と思う点はあるのですが、作りはかなり軽そうです(smartyよりは軽いでしょう)。テンプレート自体も、XOOPSより、かなりシンプルです。

    >(3) 処理が重い (やはり私が運営している go相談.com でも
    >  使うことを考えたが、パフォーマンスの点であきらめた。)

    Drupalは処理に必要なスクリプトのロードを最少化するためにソフトウェア構造に工夫を凝らしており、次期バージョンのV4.7でも、さらなるパフォーマンス向上が、ユーザビリティ向上と並ぶ大きな重点項目として位置づけられています。

    また、利用負荷が集中するとサービスを絞り込むことで負荷を制御する「スロットル」と呼ばれる機能を提供しています。

    >(4) コードが複雑:もっと簡単にしようよ…。

    Drupalのアーキテクチャは単純明快かつ洗練されており、コーディング規約をきっちり決めて開発を行っているため、コードはとてもクリーンです。特に、多くの開発者にモジュールを開発してもらう戦略を重視していることから、モジュール開発のしやすさに重点を置いた設計をしています。

    長くなりました(_ _)。

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