なんともショッキングな数字を見てしまった。18-34才の未婚男性の5割超が、彼女はおろか、異性の友人もおらず、30-34才独身男の3割は童貞だというのだ。
こうした人々は切羽詰って結婚情報サービスに多額の会費を払うケースも多いらしい。費用は大手で2年間40〜50万円だが、精魂率は業界全体で推定7〜8%。女性は「若さ、お金、学歴を重視するから」だというが、とにかく厳しい。
しかし、よく考えれば当たり前のことかもしれない。もともと男はそんなに要らないのだ。少数の選ばれた男だけが子孫を残すことができるのが本来の姿。一夫多妻で当たり前なのだ。
日本は表面的には一夫一妻だ。しかし、不倫と離婚・再婚を考え合わせ、時間軸を取り去ってみると、様相は一変する。もてる男は不倫はするは、何度も結婚するはで、実は時間軸をずらしただけの「多妻」状態になっている一方、上記のように女性にまったく縁がない人たちも出てきているのだ。
これは、「負け犬」と称される30代独身女性たちの多くが不倫経験を持ち、その結果、同年代の男に満足できなくなって独身を通しているという別の統計結果とも合致する。要は、現実の社会的要求は一夫多妻だが、法制的に許されないので、離婚・再婚を通じた、時間分散型一夫多妻社会になっているというわけだ。こうしたひずみは、女性の超晩婚化だとか出生率の低下だとかを引き起こしていると見ることもできるだろう。
私の周りを見回しても、ちょっと良いなと思う男は結婚が早い。概ね20代前半とかに結婚してしまっている。一方、売れ残りのほうはぱっとしない。
もう、いいかげん、一夫一妻という「たてまえ」ははずしてしまって、自然の摂理に従うようにするべき時期に来ているのかもしれない。
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そりゃないでしょ、Natさん!
というわけで、チャールズ皇太子とカミラさんの再婚のニュースをネタに記事でも書こうと思いながらサーフィンしていると、.Nat Zoneでは『30-34才独身男の3割は童貞』という記事。しかも、18-34歳の独身男の半分以上が彼女も異性の友人も